再エネ100%のその先へ 〜脱炭素先進企業としての取り組み〜

山中製菓株式会社

  • 2007年からCO₂削減に取り組み、2021年の段階で再エネ100%を実現している当社がなすべきことを考え、行動に移しました。
  • 2023年3月に完成した屋上太陽光発電機が1年間フル稼働し、2024年度は使用電力の34%(約50,000kWh)を自家発電で賄いました。全ての企業が再エネ100%に移行すれば、再エネ電力が不足することは自明です。自家発電により購入電力を削減することで、再エネ電力の供給力増強に資するとともに、電気料金高騰への備えにもなっています。
  • 2024年8月より、中部電力パワーグリッドのアドバイスの下、ノンファーム接続による屋上太陽光発電の余剰電力売電を開始しました。2025年7月までの1年間の売電量は約20,000kWhとなり、自然エネルギーの拡大に微力ながら協力しました。
  • 2025年4月より、再エネ100%電力の調達先を富山県五箇山の湯谷川小水力発電所に変更しました。
  • 2025年8月には湯谷川小水力発電所の電力で製造したキャンディを持参し、発電所を見学しました。形のない電力を作り出している発電事業者にとって、そのエネルギーによって生み出された製品との出会いはモチベーションに繋がったようでした。他社でも実践されると良いと思います。

作成日:2025年8月29日

工場の屋上に太陽光発電機を設置
湯谷川小水力発電所訪問
再エネ導入事例一覧
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